特殊建築物定期調査

 今日は、近くのある大規模病院に特殊建築物定期調査に行ってきました。この調査は、3年に一度、法律で調査することが決められていて、地震や火災、劣化などにより建物により人に危害を与えたらいけないということで事前に不具合の箇所をチェックする、いわゆる建物の健康診断として行うものです。

 朝から主に外壁の劣化状態を調査を行いました。総タイル張りの建物なのですが、タイルを打診棒でたたいていると浮いているところ、割れているところ、いろいろとあります。その他にコーキングが劣化してひびが入っていたり、庇の裏のコンクリートが剥がれて鉄筋が露出したり。コンクリートにひびが入っていたり、数十年も経つと悪いところがたくさん出てきます。

 でも、そんな中でも全く、劣化も少なく、健全なところもたくさんあります。それは、やはり、施工時からきちんと材料の品質管理されて、施工監理もきっちりとできているところは、劣化も少ないというのがすぐに解ります。

 古い建物を調査していると設計計画、施工の段階からきちんとすれば、長持ちする安全な建物をつくるにはどうしたらいいのか答えが出てきます。すごく良い勉強になりました。これからの安心で安全な建築つくりに生かしていきたいと思います。

特殊建築物定期報告

 by Tadashi Yasumizu 2008.11.10

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