トイレの扉の下に隙間が・・・(24時間換気の話し)

 IMG_0262 ← 扉の下には、1cm程度の隙間が空いている

 マンションや一戸建て住宅の内覧会でよく、「トイレの扉の下に隙間がありますが、これは、問題ではないのですか?」と聞かれます。これに対する答えは、「隙間はなくてはならないものですよ。隙間が無いのが問題です。」と答えます。

シックハウス症候群は、新建材に含まれれるホルムアルデヒドという有害化学物質が原因

 これは、24時間換気で必要なものであり、シックハウス対策の一つです。24時間換気とは何かと言いますと、20、30年ほど前によくシックハウス症候群といって、新しい家に入ると、目がチカチカする。つーんとした臭いで頭がクラクラする。お腹が痛いなど、人体にいろいろな問題が起こりました。

 これは、新しい家に使用している新建材に含まれる主にホルムアルデヒドという化学物質の仕業なのです。高くなり、このホルムアルデヒドは、クロスやフローリングの接着剤、塗装、合板などに含まれていて、近年、特にマンションにおいては、気密性が高く、空気が入れ替わることなく、汚染されてしまうのです。

 最近では、その新建材に自身にそのようなホルムアルデヒドが少ないものを使用するようにという規制がかかっていますので、シックハウス症候群にかかる人は少なくなりましたが、それでも、そのようなものにアレルギーを持った人は多数います。

24時間換気は、法律で義務付けされている

IMG_8824←換気扇の動作状況をティッシュを当ててチェック

 そこで、法律で導入されたのが、24時間換気というシステムです。24時間換気とは、24時間換気扇を廻して、2時間で1回の割合で家全体の空気が入れ替わるシステムのことを言います。今では、どの住宅でもこの24時間換気が設置されていることが、法律で義務付けられているのです。

 その24時間換気の方法は、いろいろなものがるのですが、最近の住宅では、トイレ、洗面所、浴室といった水廻りに換気扇を付けて、リビング、寝室などのいわゆる居室と呼ばれるところに10cm程度の穴を開けて、その穴から新鮮な空気を取り込み、空気の入れ替えを計る方法が多いのです。

IMG_9207←給気口からの吸い込み具合をチェック

扉の隙間は塞いではいけない

 したがって、仮にトイレの扉が完全に密封されたものであれば、どうなるのでしょう。扉を閉めた時に換気扇を廻しても、空気の入れ替えができないままになってしまうのです。すると、新建材に含まれるホルムアルデヒドなどの有害化学物質により、シックハウス症候群が引き起こされてしまうのです。

 このような理由から開き扉の下部には、1cm程度の隙間が空いています。引き戸でしたら、扉と縦枠との間に同じように隙間が空いています。この隙間により、扉を閉めていても、換気扇を廻したら、空気が入れ替わることになります。トイレなどは、扉に隙間があると、よく臭いが漏れるとか、音が漏れるとか言われます。確かにそうかもしれませんが、この隙間を塞いでしまってはいけないのです。

24時間換気で快適な生活を

 ここで、注意していただきたいことは、

  • 換気扇は、24時間、廻し続ける。
  • リビング、寝室などの居室に付いている給気口は閉じない。
  • 扉の下の隙間は塞がない。
  • 換気扇、給気口のフィルターは、1年に1度は、掃除をする。

 この4点を守っていただければ、綺麗な空気の中で快適に生活をすることができます。また、24時間換気は、シックハウス症候群だけでなく、結露防止にも役立つので、是非、この4点は、実践して下さい。

 by Tadashi Yasumizu 2016.03.06

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