内覧会立会いの報告書について(その1)
← 実際の報告書です
前回、報告書について触れましたが、今回、報告書に関して、深く掘り下げて考えてみたいと思います。
報告書とは何かと言いますと、自分が調査なり、打合せなり、出張した際に第三者である上司とか社長とか、お客様とかにその内容、考察したことについて正確に伝えるものです。報告書がいいかげんでその内容がうまく伝わらなかったりして、相手に誤解を与えたり、不安感を与えたりするようではだめです。
私がこの仕事をやっていて重視していることは、お客様に安心していただくことであり、安心していただくために、まず、実際の調査をできる範囲で誠心誠意やります。そして、そのやったことを正確に伝えるために報告書をきちんと書くということです。
その内容は、まず、どのような調査をしたのか、それは、文章で記載するだけでなく、写真を添付して、調査している様子を視覚的に訴えることです。よく、チェックリストに〇×をつけただけで、調査は終わりですよという場合がありますが、もし、その場に依頼者が居合わせていた場合でしたら、それでいいかと思うのですが、そうでない場合でしたら、説得力に欠けると思います。また、住宅を購入するという行為は、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。それに対する調査報告がその〇×リストでいいのかということです。
そういう理由から、報告書は、写真付きで調査している最中の写真から、何か不具合があれば、その不具合の状況を全て写真を撮って、コメントをして提出するようにしています。幸いに、その報告書を受け取ったお客様からは、とても、好評で、さらに良い報告書を書きたいと思うのです。そして、その報告書は、その家が存在する間は、ずっと大切に保管をしていただきたいと思うのです。
ですから、報告書を書くのに、それなりの時間と手間をかけますので、他者と違い、どうしても割高となるのはしかたがないと思います。その報告書を見ていただくと、きっと、ご理解いただけるかと思います。
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by Tadashi Yasumizu 2014.10.01