土台は、柱からの力を基礎に伝えるもので構造体の中でも非常に重要な部分です。基礎が出来上がるとすぐに土台が敷かれますが、その際のチェックポイントを説明します。
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- 土台に使用する樹種
- 土台の断面寸法
- 土台の設置の仕方
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土台に使用する樹種 |
土台に使用する樹種は、耐腐朽性、耐蟻性の高い木を選ぶ事が大事です。耐腐朽性、耐蟻性は、心材または、芯持材にあり、辺材には当てはまりません。辺材を使用する場合には、防腐・防蟻処理をする必要があります。
土台に一般的に使用される材料は、ひのき・べいひ・ひば・べいひば・こうやまき・くり・けやきなどです。 |
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土台の断面寸法 |
土台の断面寸法は、柱と同じ寸法以上かつ105mm×105mm以上とし、120mm×120mmが標準とされています。通柱、管柱が120mm×120mmでしたら、土台も同じ寸法で120mm×120mmが良いと思われます。 |
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土台の設置の仕方 |
土台の継手は、腰掛あり継ぎまたは、腰掛かま継ぎとします。継手位置は、換気口付近を避けなければなりません。
また、土台は、アンカーボルトでしっかりと固定しなければなりません。アンカーボルトは、土台の継手、仕口箇所の上端部に取り付けます。
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