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  屋根下葺きについて
 
 屋根工事において、重要なのは下葺き材の貼り方である。特に複雑に入り組んだ屋根形状であれば、その隅の部分から雨漏りをする事があり、特に注意が必要です。
 
下葺き材について
 屋根下葺き材に雨漏りや結露、湿気を防ぐためにアスファルトルーフィングがあります。以前は、柿板葺きといって、杉材を手割りしたものを亜鉛メッキスティープル釘でもって、打ち留めるやり方が多かったのですが、職人不足、新建材の性能アップなどでほとんど見かけなくなりました。
 アスファルトルーフィングとは、有機天然繊維を主原料とした原始にアスファルトを浸透、被覆し、表裏面に鉱物質粉末を付着させたもので、単位面積質量によりアスファルトルーフィング1500(1巻35kg)、アスファルトルーフィング940(1巻22kg)があります。
 
下地材であるアスファルトフェルトの仕様を確認します。 亜鉛メッキスティープル釘(タッカー釘)は、16mm以上の長さが必要です。
 
屋根に上がり、全体を見渡し、特に注意が必要なところをチェックします。 屋根に上がり、全体を見渡し、特に注意が必要なところをチェックします。雨漏りが心配なのは、形状が複雑に入り組んだ所です。
  
下葺き材の葺き方
 アスファルトルーフィングは、野字面上に軒先と平行に敷き込み、上下(流れ方向)は、100mm以上重ね合わせます。留め付けは、タッカー釘などで300mm間隔くらいで留め付けます。
 壁面との取り合い部は、壁面に沿って瓦葺きの場合は、250mm以上、その他の場合で120mm以上立ち上げます。
 
複雑なところより雨漏りの可能性が高くなるので、十分に注意をもってチェックします。 複雑なところより雨漏りの可能性が高くなるので、十分に注意をもってチェックします。
 
ルーフィングの重ね代は、10cm以上必要です。 壁面との取り合い部は、壁面に沿って瓦葺きの場合は、250mm以上、その他の場合で120mm以上立ち上げます。
 

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