地盤改良工事のチェック
地盤改良工事には、主に表層地盤補強工事と柱状地盤補強工事があります。それぞれのチェックポイントをあげます。
表層地盤補強工事のチェックポイント
- 地縄張りの範囲、杭位置が図面通りか
- 掘削高さが計画通りか
- 固化材と十分な攪拌されているか
- 十分な転圧がされているか
- 納品書、納品数量が計画通りか
- テストピースを採取したか
柱状地盤補強工事のチェックポイント
- 杭位置が図面通りか
- 杭長さ、径、高さが計画通りか
- 固化材と十分な攪拌されているか
- 納品書が計画通りか
- テストピースを採取したか
- 杭の天端の処理の仕方は適切か
現場の実際
表層地盤改良工事をするにあたり、施工範囲を計画通りに正確に決めなければならない。 | |
固化材を搬入しているところ。計画通りの数量が搬入されているかどうか確認する。 | |
固化材をバックホーにて混合攪拌しているところ。十分に攪拌しているかどうか確認する。 | |
攪拌が終われば、ローラーにてその都度、転圧する。 | |
数ヶ所にてテストピースを採り、所定の強度が出ているかどうか破壊検査をする。 | |
使用した固化材の記録を空袋により確認する。 |