仕様書のチェック
施主との要望の確認、施工業者の見積の根拠の一つとして仕様書という書類が契約時に添付されます。その仕様書には、図面だけで表現できない工事の概要、構造、内外装仕上げ、外構、設備などの仕様・工法などが具体的に明示されています。この仕様書に基づき施工業者は、見積をして金額を決定、契約をして実際に工事を進めてゆくものです。
ですから、自分が要望した事がきちんと伝わっているかどうか、建物が出来上がってから、こんなはずではなかったと後悔することのないよう明確にイメージできるまでじっくりと確認することが非常に重要なことです。
しかしながら、きちんと仕様書ができあがっているように見えても一般の方では、なかなか解りにくいものです。当社におきまして、解りにくいとされる仕様書をチェックし、お客様の質問・疑問にお答えします。
仕様書のチェックポイント
- 工事概要(工事名、工事場所、敷地、構造規模、工事範囲、期間、構造、工法など)
- 外部仕上げ(基礎、屋根、外壁、軒裏、庇、開口部、バルコニーなど)
- 内部仕上げ(部屋ごとの床・幅木・壁・廻縁・天井、家具、キッチン)
- 設備(キッチン、ユニットバス、設備機器、空調、電気、ガスなど)
などの記載内容が要望・イメージ通りか、適正かどうかを確認しなければなりません。